04.環境と福祉
ふるさとの事を見直したことありますか?
啄木の詩に「砂山の砂に腹ばい初恋のいたみを遠くおもい出ずる日」があります。
函館に残る砂山、今はありませんが幼いころ、スキー・そり滑りをして楽しかったことの思い出があります。しかし、今の函館は人口が減少しつつあり、人口を保つには近隣の町と合併する事で人口を保っておりますが、高齢化で迎える函館は生活の場としてどうなるのでしょうか。
大手の市民病院が町の中心部からはるか北の方にあり、高齢者には大変経費のかかる場所にあります。
また、観光では函館山が街の中に美しくありますが、近年では町の中心地である函館駅から松風町に向けて空地が増えていくばかりの様です。
路面電車が駅前から五稜郭、湯川に向けて走行しておりますが道並みにシャッター街と化した店舗が多いようです。交通の便は路面電車と採算の合いそうなバス路線のみで、人々が集まって活動する場はあるのだろうか。そして高齢者と障害者はどのような活動ができるのでしょうか。私共の若いころの函館の華やかさはもう感じることのできない現状となりつつあるのでは…。
視力障害者の為の点字図書館については公共ではなく、NPOで運営しているとの事。
またデジタルされつつある現代、音声会話の可能なアイ・フォンなどのソフトバンクの店舗などが街の中心よりはるかかなたの湯川方面にあるとの事、このように高齢化社会に向けて住みづらい街は全国にまだまだ沢山あるのではないだろうか。
もう一度都会に出て暮らす若者を含めて故郷を今一度見直してみる必要性があるのではないでしょうか。
そこで皆さん故郷の事を語り合いませんか!
2024/12/16
サンセブンジャパン事務局
担当:清水
